レグサム誕生の経緯
Story of REG/SUM
日本経済新聞社は、2016年3月のパイオニアーズ・アジア(PIONEERS ASIA)を皮切りに、日本をハブにしたベンチャーエコシステムの創出、醸成をミッションとしたグローバル・スタートアップ・イベントを開催してきました。同年9月のフィンサム(フィンテック・サミット、FIN/SUM : Fintech Summit)、2017年5月のアグサム(アグリテック・サミット、AG/SUM : Agritech Summit)、同年9月のフィンサム・ウィーク(フィンテック・サミット・ウィーク、FIN/SUM WEEK : Fintech Summit Week)などで、レグサム(レグテック・サミット、REG/SUM : Regulation Summit)はその最新シリーズとなります。
フィンサムやアグサムに参加したスタートアップからは、「せっかくいいアイデアが生まれても、規制やそれを取り巻く業界ルールなどが阻害要因になって実現できないことが多い」といった声が頻繁に聞かれました。ベンチャーエコシステムは、スタートアップが成長し、社会にイノベーションを起こすためのインフラです。そのインフラが、規制にまつわる阻害要因によって脆弱になっているのならまずはその整備から始まるべきでは、というのがレグサムの開催を決めた理由です。
規制そのものの重要性を認識しながら、テクノロジーの活用でその運用をスムーズかつ最適にし、人々の暮らしの質の向上を経済成長をともに実現するレグテックは、すべての企業、スタートアップが関心を持つべきテーマだと思います。